【春日部市】散歩やジョギングにも最適! 自然と触れ合える大きな公園「春日部夢の森公園」が全面開園しました!
「春日部夢の森公園」が、2023年3月31日に待望の全面開園しました!!
開園した場所は、春日部市下大増新田地内になります。
2021年10月1日に「春日部夢の森公園」は部分開園していました。
埼玉県内31番目の県営公園として、みどりの少ない都市部において「みどり再生」のシンボルとなる「新たな森」を創出することをコンセプトに計画が進められていました。
部分開園時には、公園の全体面積約16ヘクタールのうち、約7.9ヘクタールが開園。2021年だったので、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開園記念式典などは行われませんでした。
2023年3月31日の全面開園では、一般の方も参加できる「全面開園記念植樹」を開催。事前に参加者を募り、小さなお子さんから高齢の方まで植樹をしていました。
今回は「全面開園記念植樹」の様子と開園した北側部分の公園の様子などをお届けします。
「全面開園記念植樹」の様子
関係者の方々の挨拶などの記念式典の後、植樹を行いました。植樹場所は、開園した北側の公園(北園)の1番奥、トイレの近くの場所になります。
埼玉県東部に自生する様々な種類の樹種の苗が約100人の参加者によって植えられました。
植木を植えつける方法は、ポットより少し大きめな穴を掘り、ポットから取り出し植えて土を全部戻し埋めます。深さはポットよりもやや深め(約1.5倍)に穴を掘るのがポイント。土を被せて軽く抑えるとしっかり植えつけが出来るそうです。
様々な種類が近い間隔で植えられているのは、競争をさせて成長を早める「宮脇式植樹法」によるもの。植樹された木は、植物間の生存競争により、通常の植樹よりも成長速度が速く、丈夫に成長し、災害にも強いとされています。
今後は2年から3年を目処に植え替えをします。高さで言うと1.5メートルから2メートルくらいの頃だそう。植え替えをしても木に番号の記載がありますので、問い合わせをすれば植え替えをした場所が分かります。
参加したご家族より「とても良い記念になりました。」というお話がありました。楽しそうです。
「お水をやりにまた来ます。」と笑顔で植樹されている方もいました。お子さんが公園に来た時に苗の成長の観察ができますね。
クリの木とエノキを植樹したご夫婦は、番号のメモをして「大きくなっていくのが楽しみ。」とお話しされていました。
「全面開園記念植樹」が開催された日は天気も良く、参加されているみなさんが笑顔で植樹されているのが印象的でした。
開園した北園
北側の公園(北園)には、高さ9メートルの築山、調整池、草原エリアや大型休憩舎などが整備されています。
「草原」と呼ばれるエリアと「築山」の芝生は養生中でした。
築山の斜面部分は2023年6月30日まで、それ以外の芝生は2023年4月28日まで立ち入り禁止になっています。
築山の斜面部分は盛られた土が落ち着いたら南園にある築山と同じように、階段部分と屋上部分はコンクリートで整備されます。
ちなみに、南園の築山の高さは6メートル、北園は9メートルですので階段が長く感じました。
大型の休憩舎や広い駐車場も完備されています。
休憩舎は、今後、椅子や机など整備される予定で駐車場もさらに整備されていくそうです。
イベントを検討中
自然体験会やヨガ教室などは今までも開催されていましたが、今後は、マルシェやプレイパークなどの様々なイベントを検討しているそう。
決まっているイベントでは、5月20日に「子育てつながるマルシェ」が開催される予定です。
キッチンカーもたくさん出店予定です。これは楽しみですね。
南園の様子
南園の「管理棟」には、有料の貸室(サークル室)もあり、レクリエーション、サークル活動なども行われています。
公園の芝生広場でシートを敷いて休憩している方、ジョギングや散歩などをしている方々がたくさん集まっていました。
自然との触れ合いができる公園
全面開園によって自然観察などや憩いの場として、さまざまな目的でさらに利用ができそうですね。自然との触れ合いを体感できる貴重な公園になります。
これからも、県民や市民の参加によって森づくりなどの活動を進められていきます。育っていく公園の変化が楽しみです!
全面開園した「春日部夢の森公園」、ぜひ訪れてみて下さい。
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