【春日部市周辺】駅前の暮らしに変化「マルヤ姫宮店」が6月5日をもって閉店
東武伊勢崎線・姫宮駅前で長年親しまれてきた食品スーパー「マルヤ姫宮店」が、2025年6月5日（木）18:00をもって閉店しました。
駅前で唯一の食品スーパーだっただけに、「本当に困る…」という声も多く聞かれています。
マルヤ姫宮店は、2005年7月にオープン。
もともと「かわいち姫宮店」だった建物を引き継ぎ、平屋建ての親しみやすい雰囲気で営業してきました。
野菜やお肉、お惣菜、日用品までが揃う店内は、「ちょっと買い足したいときに便利だった」と感じている方も多かったのではないでしょうか。
毎日の食卓を支えてくれた存在として、多くの方にとって、なくてはならない場所だったと思います。
姫宮駅周辺から食品スーパーが消滅
マルヤ姫宮店の閉店により、姫宮駅から徒歩で行ける範囲には食品スーパーがなくなってしまいました。
現在、駅の東口側にはドラッグストア「セキ姫宮店」がありますが、生鮮食品やお惣菜の取り扱いはごくわずかで、日々の買い物には不便を感じる方が増えそうです。
特に車を持たない方やご高齢の方にとっては、買い物のハードルが一気に高くなることが懸念されますね。
今後の買い物はどこで？
今後は近隣の店舗へ
マルヤ姫宮店を運営するジョイマートグループでは、近隣の店舗の利用を案内しています。
ジョイフーズ春日部中央店
他には春日部市にはジョイフーズ春日部中央店がありますが、姫宮駅から車で約12分の距離。調べてみると、近いスーパーマケットはカスミフードスクエア宮代店・ビッグ・エー春日部栄町店・スーパーバリュー春日部小渕店がありました。
「ちょっと遠いな…」という声もあるかと思いますが、お出かけのついでに立ち寄るなど、工夫しながら利用することになりそうですね。
地元から「ありがとう」の声多数
閉店当日、店内には「お世話になりました」「ありがとう」と感謝の言葉をかけるお客さんの姿が多く見られました。
地域の方にとって、マルヤ姫宮店は“ただのスーパー”ではなく、日常の一部になっていたのかもしれません。
閉店後の建物は、6月16日（月）から解体工事が予定されています。
長年この場所で地域の暮らしを支え続けてくれたことに、あらためて感謝の気持ちを伝えたいですね。
マルヤ姫宮店のみなさん、長い間本当におつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
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