【春日部市】7月は春日部夏祭りだけじゃない!埼玉県指定無形民俗文化財「やったり踊り」が公開されるぞ!
春日部駅に気になるポスターがありました。思わず目が止まってしまったこのポスターですが、パッと見「お祭り」のような印象を受けました。春日部夏祭りのポスターの別バージョンかな?と通り過ぎるところでしたが、なにやら見慣れないタイトルがあります。
やったり踊り??なんだ?それは?春日部夏祭りと同じ7月13日に開催されるようなので、やっぱりお祭り関連のイベントなのでしょうか?よく見るとさらに気になる文字が!「埼玉県無形文化財指定」でなんと380年の歴史があるとのこと。この「やったり踊り」とはいったいなんなのでしょうか?
春日部市のホームページによると、やったり踊りとは大畑地区に伝わる念仏踊りで、西光寺から行列で練り踊りながら、大畑香取神社へ向かうとのことです。「踊りながら」というのがポイントみたいですね。そして香取神社の境内で手踊りと扇子踊りが奉納されるとのことです。
その起源は、江戸時代に当時の大畑村と備後村間の不毛の土地を巡って争いが起こり、相撲によって決着をつけることになったのだとか。その勝負の結果、大畑村が勝利し、「ヤッタリナー、ヤッタリナー」と囃し立て喜び踊ったことが、そのルーツだそうです。
【やったり踊りの公開】西光寺から大畑香取神社への練り込みが始まりました。この後午後9時30分まで神社境内で、ヤッタリナーの掛け声のもと奉納舞が行われます #春日部 #民俗芸能 pic.twitter.com/jYvdzDhERC
— 春日部市 (@KasukabeCity_PR) July 14, 2018
どうやら踊りに特徴があるみたいですね。そして春日部夏祭りとはまた別の催しのようです。伝統ある埼玉県指定無形民俗文化財のようなので、夏祭りの後に見に行くのもいいですね。「夏祭り」と「やったり祭り」のダブルヘッダーで贅沢な7月13日になりますね!
↓やったり踊りが行われる大畑香取神社はこちら
(とうとう)