【春日部市周辺】「え、こんな見方があったの?」骨に驚き、歴史に触れる。東武動物公園の特別展示が想像以上に深かった

埼玉県

「動物って、こんなふうに見られるんだ…」

思わずそう感じてしまう、新しい動物の楽しみ方が体験できる展示が始まっています。

東武動物公園では現在、博物館登録特別展示「どうぶつのカラダ×しごとのヒミツ」
2026年3月20日(金・祝)~4月5日(日)まで開催中です。

この特別展示は、2026年1月に埼玉県内の動物園で初めて「登録博物館」となったことを記念して開催されています。

会場はここ! アクセスのポイント

会場は、チーズ風車観覧車の横にある「POP UP SHOP」。チラッと窓から見える骨と幟が目印です。

お隣には「くまさんのカステラ屋2号店」や「はらぺこキッチン カウベル」があり、ちょうど園の中央あたり。広い園内なので、シャトルバス「アニ丸ぶ~ぶ~」で「ハートフルガーデン停留所」下車すると近いので便利ですよ。

入ってすぐ圧倒…“骨”のインパクトがすごい

展示に入ってまず驚くのが、目の前に並ぶ大きな骨。

開園当初に園で暮らしていたカバ(オス・メス)の骨が2体並び、圧倒的な存在感です。しかもこれ、大学に寄贈していた標本を借りて展示している貴重なもの。

さらに、現在は国内で飼育されていない「セーブルアンテロープ」、学者も驚くほど貴重な「アードウルフ」の骨など、なかなか見られない展示が続きます。

飼育員の一言で変わる骨の見え方

数ある展示の中で、特に印象に残った場面がありました。

ミナミアフリカオットセイ「ケープ」の骨の前で、現場のスタッフの方が、ふとこう話してくれました。

「僕がみていたんです」

さらに、

「顎を骨折してねぇ。この骨からはわからないけど…」

と、少し感慨深い表情で語っていました。

ただの標本として並んでいる骨ではなく、実際に飼育され、生きていた時間がある存在。その言葉を聞いた瞬間、骨の見え方が一気に変わりました。

この展示は、知識だけでなく、こうした記憶や想いにも触れられるのが大きな魅力です。

触れる展示で理解が一気に深まる

実際に触れる「ハンズオン展示」も充実しています。

ツノのある動物の骨や、身近な動物の骨を手に取ることができ、歯が取り外せる展示では「どうやって生えてくるのか」までリアルにイメージできます。

見るだけじゃないので、記憶に残る展示です。

東武動物公園の象徴「リュウ」にも出会える

展示の中でも印象的だったのが、ホワイトタイガー「リュウ」の全身剥製。

東武動物公園のホワイトタイガー人気の基盤をつくった存在で、多くの来園者に親しまれてきた個体です。20歳という国内最高齢記録を持ち、今も教育・研究のために活かされ続けています。

ただの展示ではなく、動物園の歴史そのものに触れる感覚でした。

東武動物公園の45年の積み重ねも感じられる

展示の中には、東武動物公園の歴史を感じられる資料もありました。

※「繁殖賞」の盾は撮影禁止です(特別に撮影しています)

壁に並ぶ「45年の歩み」の年表には、思わず懐かしさを感じる写真も。

さらに印象的だったのが、ガラスケースに並ぶ動物の様子を細かく記録したノート。当時の獣医師による手書きの資料で、分単位で動物の状態が記録されていることに驚かされます。

専門用語も多く難しく感じる部分もありますが、その一つひとつが、動物と向き合ってきた時間の積み重ねだと感じました。

さらに、国内で初めて繁殖に成功した際に授与される「繁殖賞」の盾もずらりと展示されていました。(※撮影禁止)これで一部とのことで、東武動物公園の歴史の深さを感じさせてくれます。

飼育員や獣医師の仕事がリアルにわかる

「動物園の仕事ってどんなことしてるの?」そんな疑問にも答えてくれるコーナーも充実しています。

  1. 動物のお引越し
  2. エサの準備・給餌
  3. 治療や診察
  4. 飼育員の持ち物
  5. 獣医師の診療セット

などが、写真とともに詳しく紹介されています。

中でも印象的だったのが「ハズバンダリートレーニング」の解説。

麻酔を使わずに健康チェックを行うため、動物に協力してもらうトレーニングで、動物に負担をかけず、寿命の向上にもつながっているそうです。

こうした取り組みを知ると、動物園の見方が大きく変わります。

なりきり体験&ワークショップも

会場には、飼育員の作業着なども用意されていて着用OK。骨と一緒に写真を撮れば、ちょっと特別な1枚になります。

さらに、実際のデータを使用したリアルな足跡スタンプでオリジナルバッグが作れるワークショップも開催(※数量限定)。

オリジナルグッズはポストカードやクリアファイルなど。骨モチーフの可愛いデザインで、記念にしたくなるアイテムが揃っていました(※数量限定)。

誰の骨かな?

取材して感じた「一番のポイント」

今回の展示で強く感じたのは、知ってから見ると、動物がまったく違って見えること。

「さっきの動き、こういう理由だったのか」
「この顔の形って意味があったんだ」

と、園内での体験としっかりつながります。

動物園の楽しみ方が変わるかもしれません

「動物園=レジャー」というイメージが強い方も多いと思いますが、今回の展示はその一歩先。“学びながら楽しむ”体験ができる貴重な機会です。

骨の大きさや形に驚くだけでなく、その背景にある動物園の歴史や、関わってきた人の想いまで感じられる内容でした。

気になる方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!

ハイブリッド・レジャーランド 東武動物公園
住所
埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
最寄り駅
東武動物公園駅 西口 徒歩約10分
電話番号
0480-93-1200(代表)
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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