【春日部市】春日部夢の森が新しい名前に。「豊春会かすかべ夢の森公園」へ
埼玉県では、県営公園の新たな取り組みとして「ネーミングライツ(命名権)」の導入を進めています。
このたび、23の県営公園でパートナー募集が行われ、選定の結果、14か所の公園名称と38の公園施設でネーミングライツパートナーが決定しました。
春日部市の「春日部夢の森」も新たな愛称に
春日部市下大増新田にある県営公園「春日部夢の森」も、今回のネーミングライツの対象となりました。

新しい愛称は、
「豊春会かすかべ夢の森公園」。
ネーミングライツパートナーとなったのは、春日部市豊春地区の若手経営者を中心に活動している「豊春会」です。
契約期間は 7年間。新しい愛称は 2026年1月1日(令和8年1月1日)から使用開始 となります。
「豊春会」とはどんな団体?
豊春会は、春日部市の若手経営者が「自分たちの地域に貢献したい」という思いから発足した団体です。
豊春地区を中心に、さまざまな活動を通じて地域とのつながりを深めています。
月に1回の勉強会を行い、メンバー同士がコミュニケーションを取りながら、学び(インプット)と実践(アウトプット)を重ね、お互いに成長していくことを大切にしているそうです。
将来的には、豊春地区の活性化だけでなく、春日部市全体を「誰もが住みやすい、豊かなまち」にしていくことを目指して活動されています。
地域に根ざした若い世代の取り組みが、今回のネーミングライツにつながった形です。
名前は変わっても、身近な憩いの場
「春日部夢の森」は、自然を感じながら散策を楽しんだり、家族でのんびり過ごしたりと、市民に親しまれてきた公園です。

園内では、森とともに成長していく公園を目指し、多世代が参加できるイベントも行われています。
これまでには
・だいこん収穫体験会
・さつまいも収穫体験会
・植樹体験会
・ハーブティー講座
など、自然に触れながら学べる企画が実施されてきました。キッチンカーが出店することもあり、家族でのお出かけ先としても親しまれています。

名前が「豊春会かすかべ夢の森公園」へと変わっても、人が関わり、育て、ともに成長していく森という公園のあり方はこれからも受け継がれていきそうです。
地域とともに歩む公園として、今後の取り組みにも注目していきたいですね。
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