【春日部市】地下神殿が幻想的に!「調圧水槽ライトアップコース(仮称)」公開デモに行ってきました♪
春日部の誇りともいえる「首都圏外郭放水路」。
地底50メートルに広がる巨大な空間は“地下神殿”とも呼ばれ、これまでも全国から見学者が訪れる人気スポットです。
そんな「首都圏外郭放水路」が、さらに進化するというニュースを聞きつけ、2025年9月26日に行われた「調圧水槽ライトアップデモ公開」に行ってきました。
光と音で蘇る「水害から街を守る物語」
これまでイベントに合わせて行われていたライトアップは光だけの演出でしたが、今回のデモはまったく別物。音と光を組み合わせることで、圧倒的な臨場感が加わっていました。
演出は、大規模水害や豪雨の様子から始まり、洪水が調圧水槽に流れ込む場面、巨大ポンプの稼働、そして未来へ向けてみんなで守る流域治水へと続く、4つのシーンで展開。
雷鳴や雨音を思わせる音響は、調圧水槽ならではの自然なエコーを活かして作られており、その迫力に思わず息をのんでしまいました。
↓デモ公開の様子※動画は大きな音が出ますのでご注意ください(一部公開)
回転するポンプを表現した光、奥行きや高さを意識した光の移動、水が上昇していく映像などが調圧水槽の巨大な柱に映し出されると、鳥肌が立つほどの迫力!!
「防災施設なのに、ここまで幻想的でエンタメ性のある演出になるとは!」と感動。春日部にこんな世界的スケールの施設があることを、改めて誇らしく思いました。
市民とともに進化する「防災ツーリズム」
今回の取り組みは、新しく防災強化プロジェクトとして進められている「首都圏外郭放水路 8つのパワーアップ計画」の一環です。
4月には「防災コンシェルジュ」の新設や、非公開だった第3立坑を含む新コース「第3立坑アドベンチャー体験コース」もスタート。観光としての魅力もますます広がっています。
新コースは11月からスタート予定
この「調圧水槽ライトアップコース(仮称)」は、2025年10月上旬から予約受付を開始し、11月上旬に一般公開が始まる予定です。
施設の方からは「調圧水槽のライトアップをきっかけに足を運んでもらい、楽しみながら災害時の行動を考えるきっかけにしてほしい」との声もありました。
春日部市民としては、防災の大切さを体感しながら幻想的な空間を楽しめるなんて一石二鳥。ぜひ一度足を運んでみてください!
↓「首都圏外郭放水路」(通称:地下神殿)はこちら