【春日部市】「ありがとう」感謝の声が飛び交う最後の瞬間「イトーヨーカドー春日部店」11月24日閉店の様子

2024年11月24日(日)、「イトーヨーカドー春日部店」が閉店しました。

最後の買い物に訪れ、その別れの瞬間を目に焼き付けてきました。

「サトーココノカドー」として全国的にも有名

春日部駅西口側のランドマークといえる「イトーヨーカドー春日部店」。駅から徒歩約4分の繁華街にある総合スーパーで、地域の生活に密着した存在でした。

1972年に開業し、1996年12月に現在の場所に移転してから27年。旧店舗から数えると、実に52年もの間、春日部の人々に愛されてきました。

また、テレビ朝日系の人気アニメ『クレヨンしんちゃん』では、主人公・野原しんのすけ一家が訪れるスーパー「サトーココノカドー」のモデル店として全国的にも知られています。

閉店に際して、原作者である「臼井儀人&UYスタジオ」さんからコメントも寄せられ、作品のファンにも惜しまれました。

最後の店内の様子

店内には「27年間のご愛顧ありがとうございました。」という感謝の掲示が至る所に見られました。

賑わいを見せてはいましたが、ほとんどの商品棚は空っぽ。何もない棚を静かに見つめ、閉店を惜しむお客さんの姿が印象的でした。

5階のイベントコーナーに設置されたメッセージカードを貼るスペースには、入りきらないほどの感謝の言葉や閉店を惜しむ声が寄せられていました。

最後の瞬間

営業最終日2024年11月24日(日)の閉店時間は19時でした。

公式サイトでは、安全面の配慮から閉店セレモニーは実施しないと発表されていましたが、それでも多くの方々が店の前に集まり、最後の瞬間を見守っていました。

19時を迎えると「ありがとう」など感謝の声が飛び交い、拍手とともにお店のシャッターが静かに閉じられました。

その後、20時頃には電気の消えた店舗前で、最後の姿をカメラに収める人々の姿も見られました。

「イトーヨーカドー春日部店」は、ちょうど子育てが始まった時期に春日部市に引っ越してきた筆者にとって、ベビーカーを押して安心して訪れることができる、貴重なスーパーでした。

5階のゲームコーナーでミニ電車やトランポリンで子どもが喜んで遊んでいた光景は、まるで昨日のことのように思い出されます。本当にありがとうございました。

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とうとう

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